南三陸民宿コクボばあちゃん日記

　たくさんの多くの方の、ご支援とお力添えのお陰で再建営業できましたこと
心より感謝申し上げます

多くの方が、南三陸に心寄せ、復興に共に歩み、我が事のように親身になって
いただいており、仮設の方々もそれぞれが高台造成や公営住宅の目途が見え
新築の家も目立ち、明るい兆しが見えます。

先日宮城県角田市立金津中学校、現３年生から「きりこ」の「花は咲く」を
いただきました。校外学習で被災地の現状知った事で、生徒さん達が力になりたい
という思いから作成して、南三陸町に配布していただきました。
紅白で綾瀬はるかさんの「花は咲く」を聞き、金津中学校の皆さんのお心に
感謝申し上げます。ありがとうございます。


今年最後の日にと、元の民宿海岸場所に行きました。震災前と今日です。
地盤沈下し砂浜が狭くなりました。この場所には６メートルの防潮堤計画があります。



ブログ発信により皆様との出会いに感謝します。ばあちゃん目線でこれからも
南三陸情報・何だのカンダのお知らせします。
来年もどうぞよろしく　お願いします。  

震災から、3度目の厳冬
復興したと思われてたり、忘れ去られてしまったのかと思ったりと
今も心を寄せ、応援してくれるたくさんの人がいます。

今年のボラセン活動最後の日に、愛媛県松山大学の学生さん2人が、友人や
学生仲間からの寄せ書きを、仮設に届けながらボラ活動応援に来てくれました。

飛行機・新幹線・電車・BRT（バス）で届いた寄せ書きは仮設の、おばあさん達が
ありがだい・ありがだい（ありがとう）と一人ひとりの言葉を読んでいます。

南三陸歌津福幸商店街の広場に設置されている、竹灯籠と１０ｍの龍のオブジェ
口を大きく開き、さまざまな色に変わる珠を手に持つ。これを取り囲むように
２８０本の竹灯籠が並び、復興への明るい希望の灯りです。点灯は来年１月末まで。



  

福幸商店街の竹のモニュメントは、龍神伝説をかたどり
南三陸町民に勇気を与える言葉が刻まれてました。
幻想的な竹灯籠に、夜になれば灯りがともされます。

一語一語、竹を切り抜き何本も組み合わせてありました。
無風景の広々とした国道沿いの駐車場から龍神様が、走行車の安全を見守っています。


南三陸町震災前の一番の商店街跡地に、新たな街造成構想があるようです。
ネットで覆われ盛り土が進められています。


　  

活あわび特売会にお歳暮、正月用にと買い求める長い列
海も時化てるので年内の開口はどうなるのか・・・


同時開催の東京からの　丸井グループの衣料品バザー
商店が少ないので出張販売には、皆さん大喜びで買い物してました。


商店街の駐車場にボランティアさんが、何か造ってました。
後で完成品を撮りに行きます。


国道45号線沿いの清水浜駅周辺です。震災後3回目の冬を向かえると
言うのに、まだまだ片付かない現状





  

今日は冬至です。我が家のカボチャに小豆を入れたカボチャ粥
冬至に食べると、風邪や、中風・・（脳梗塞・心筋梗塞）にかかりにくいと言われます。
今夜の、お客様にも昔ながらの食文化を一杯ずつ


お風呂には柚子湯です。柚子は香りが強く、風邪予防になります。
果皮に含まれるクエン酸やビタミンCの美肌効果と香りでリフレッシュ

湯船につかりながら・・一陽来復（いちようらいふく）良い事がありますよ。

平成の森仮設に柿の実で、火の用心と大きな看板がありました。
いつも花一杯の花壇や色々な工作で仮設の皆さんを楽しませてくれる方です。



  

再建後初めての年末、今日は防災点検。
屋根裏から押入れ天上まで、細部まで丁寧な仕事でした。



12月23日伊里前福幸商店街にて10時から、活あわび特売会があります。
11月の入札では高値でしたが、今月12月の入札ではました。


22日は冬至です。日照時間が一番短い日です。寒さが厳しくなりますが
カボチャ粥で暖まりましょう。  

高台に移転再建して初めての積雪・・（4センチ位）
昨夜は急いで融雪剤とスノースコップを買い求め....除雪
今朝の駐車場


関西からのボランティアさん、今日は仮設集会場の大掃除のお手伝いです。
お正月の用意ですね。


13日の気仙沼市小泉地区の瓦礫処理場の解体状態です。





  

昨日8日は南三陸歌津の商店街の、2周年イベント
今年も多くの方に来ていただき大変盛り上がりました。
（2時30分の祭りの跡）



12月7日は二十四節季の一つ、「大雪」でした。
突然の霰には驚きました。朝夕の冷え込みが一段と厳しくなります。

冬至まで10日あまり、日暮れは冬至まではさらに早くなる。
年末になり、師走のこの月への思いは人それぞれですが、まず、今日という日を
大切にしたい・・そんな師走の一日です。

  

東日本大震災から、今日4日で1000日を迎える。
少しずつ復興作業は前進しているものの、いまだ多くの方が
仮設住宅やみなし住宅で生活しています。

約800人の犠牲者が出た南三陸町では、防災庁舎が保存か解体の
議論で揺れています。震災遺構として・・

荒涼とした浸水地の中に立つ鉄骨だけの建物